子供の貧困

週刊金曜日(2011/04/08)の子どもの貧困問題に鈍感な国より抜粋

「逆機能」日本の恥部

 こうしたこどもの貧困問題に対する鈍感さは、世界的に奇妙な現象を導き出している。所得再分配によう子どもの貧困の削減率がマイナスを示す唯一の国が日本である(図2)。
つまり、親たちの給料(いわゆる「税引き前」所得)をベースとした貧困率と、そこから税金や社会保険料を引き、子ども手当てなどの社会保障の給付金を加えることで得られる「手取り」所得をベースに計算をした貧困率(こちらが本来の子どもの貧困率)を比較すると前者(所得再分配前)の方が高い。還元すれば、政府が関わることによって、日本では貧困に陥ってしまう危険にさらされている唯一の「先進国」(?)なのである。


この記事を読んで絶句してしまった。もし本当ならばこんなことが許されていいはずがないと思うのだが…。