シュテーデル美術館所蔵 フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展

昨日、愛知県の豊田市美術館で開かれているシュテーデル美術館所蔵 フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展を見に行ってきました。

←展覧会の入場券です。
フェルメールも人気のある画家だけにかなり人が入っていました(ゴッホ展ほどではないですが)。
フェルメール以外にもブリューゲルやルーベンス*1など有名な画家の絵もありました。
フェルメールはさすがに柵がしてあったのですが、他の絵は柵もなくラインも引いていなかったのでとっても近くで見ることができてよかったです。
風景画や静物画がたくさんあったのですが、細かいこと細かいこと。近づいてみなければ気づくことができない細密さで、すごいな、すごいな、の連発。
静物画に麦が描かれていると、農学部出身の私としては品種が気になったwww
私にはもちろん品種なんてわからないのですが、農学部のあの先生が見たらわかるのかなぁなんて。
以前、時代劇で映った水田の稲があの時代にあんな稲ないとかブツブツ言っていた教授もいあたな。確かに昔の稲は背が高いはず。
馬は小型の馬しかいないよね、日本には。暴れん坊将軍が乗ってるみたいな馬、あの時代はいないのでは?
それはさておき、静物画で果物とエビが一緒に置いてある絵がよくあったんですけど、あれはなんなんだ。果物が生臭くなっちゃいそうでいやだ><と思いながら見ていた私って…。
森を描いた風景画は正に西洋の森!といった雰囲気。なんだか妖精とか小人が住んでそうな感じなんですよね。日本人からするとファンタジックな感じがするのかな?日本の森林とは違う雰囲気ですよ。


フェルメールの絵はほかの画家に比べて光のあたっている感じとか構図が古くさくなくて、やっぱり素敵でした。
他の画家はすごいなとは思うものなんとなくのもっさりしてるのに対し、フェルメールはシュッとしてる!(あくまで私の主観ですが…)


来月はレンブラント展を見に行く予定です。
今年は見たい展覧会が多い気がする。

*1:フランダースの犬』のネロが死ぬ前に見たいって言っていた絵の作者