神国日本のトンデモ決戦生活
本屋さんをブラブラしていて偶然見つけたんだけど、面白そうなので立ち読み。
気に入ったので購入。
神国日本のトンデモ決戦生活―広告チラシや雑誌は戦争にどれだけ奉仕したか
- 作者: 早川タダノリ
- 出版社/メーカー: 合同出版
- 発売日: 2010/08
- メディア: 単行本
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未だに日本は神の国だの言う人がいるけど、この本を見る限り、やっぱり戦時中の日本は狂ってた!
こんな風に思う私は左巻きなんでしょうか!?
「アメリカ兵をぶち殺せ!」なんてスローガンさ…たしかに殺しあいしてるんだけど婦人誌にこのコピーですよ。ここまでくると笑えるを通りこして空恐ろしい…。
祖母から戦時中の話をたまに聞いたりしますけど(祖母は戦時中は裕福だったから話を聞いてもあまり一般的でないところもあるんですが…戦時中にマヨネーズ食べてたくらいだから)、やっぱりあんな時代に生まれなくてよかったって思いますもん。そりゃ、今の世の中もどーかしてると思うけど戦争中じゃないだけまし。
祖母は昭和8年生まれで戦争中は上海にいたんですけど、勉強しずに草刈りばかりしてたとか、学校でお蚕さん飼ってたとか、手旗信号の練習をしてたとか、アナクロすぎてそりゃ負けるわって感じしかしないもんね。
ちなみに祖母の父はずっと日本は負けると言ってたそうな。
ついでに祖母の父は商売をしていてそこそこお金があり、上海の領事館のお偉いさんとも友達だったためコネを駆使したおかげで(賄賂かも??)兵隊には行かずにすんだそうな。綺麗事を言いつつ結局そんなもんなんですよ。