屠場

屠場

屠場


母が買った本だけど、興味があったので見せてもらった。
屠場とはもちろん食肉にするために家畜を解体する所。その屠場での作業風景を被写体にした写真集。
とにかくすごい迫力です。それはやっぱり命の迫力なんだろうな。
そして職人さんたちの働く姿、技術。ただただ圧倒されるばかりです。
普段、肉を当たり前に食べているけど、こうやって生産されるんだというのを見て、自分はなんにも知らなかったんだなとショックだった。

そういえば、大学時代、インターンシップで孵卵場に行った時も衝撃を受けた。
↓孵卵場の動画

私が行ったところはここまで大規模ではなかったけれど似たようなもので、ベルトコンベアーで動物が大量に流れていくさまは何ともいえない感じがしたものです。卵用の鶏だからオスは処分、つまり殺されてしまう訳だし。

ありきたりですが、食べ物は粗末にしてはいけないなと思いました。
今の日本では、食品が無駄に消費されすぎだと思う。
豊かなのかもしれないけれど、果たしてそれでいいのか…。このことは他の色々なことにもいえて、たとえば今の原発の問題にしろそうだし。
いまは電気のことが盛んに言われているけど、それは他のことにも当てはめて考えてみる必要があるんだろうなぁ。